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2016.12.25

エノケソ一代記

世田谷パブリックシアターで三谷幸喜の新作「エノケソ一代記」を観てきた。


戦前、喜劇王と言われた榎本健一(エノケン)の人気は凄かったという。その人気に各地で偽物のエノケンが現れた。主人公の猿之助演じる「エノケソ」もその一人。

「エノケソ」は「エノケン」を慕うあまり、「エノケン」が不幸に見舞われる度にその痛みを共有して殉じたいと願う。最後は脱疽で大腿部から下を失った「エノケン」に倣って、右足を切断する。素人手術のため、感染症を併発して死んでしまうというのが結末。
「エノケン」をそこまで慕う心情のリアリティが理解できない。
中原弓彦「日本の喜劇人」の第一章は「古川ロッパ」第二章が「榎本健一」。
読み返してみた。
「エノケン」が喜劇人として面白かったのは昭和16年まで、と自ら語っているという。それ以降の、特に戦後の「エノケン」は別物だったようだ。
中原弓彦にしてさえ「エノケン」が本当に面白い喜劇王と呼ばれるにふさわしい活躍を知らない。
真田丸と並行しての作業だったはずなので、三谷幸喜さんの脳内マルチタスクはすごいと思う。思うと同時に、さすが三谷さんでも、連続打席ホームランは難しいのだ。

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コメント

どこかでエノケンの昔の映画(エノケンのちゃっきり金太、、かも)を見たのですが、スピード感と実際の走るスピードが凄いので、驚きました。あれは映画館でも喝采でしょうね。。歌も印象的だし、、、、

我々の世代だと人気があったエノケン、という印象しかないですが、そういう時代があったんですね。

知り合いで「日本の喜劇人」を読んでいる人を初めてみました。
実に面白い内容でした。

投稿: せき | 2016.12.26 15:53

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