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2014.06.12

コクーン歌舞伎・三人吉三

渋谷のシアターコクーンで三人吉三を観る。

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これまで観た歌舞伎はコクーン歌舞伎、流山児歌舞伎、パルコ歌舞伎など現代劇とのコラボ企画ばかり。歌舞伎座などで「本物」の歌舞伎を観たことは一度もない。

なので、歌舞伎座はどうなのかは知らないのだが、今回の平日昼間の客の90%はおばさん。5%が私を含めたおじさん。残り5%がその他。

シアターコクーンの客席前四分の一ほどを取っ払って平場の座布団席になっている。

前から4列目の正面という好位置だったが休憩2回を入れて3時間15分というのはあぐらとはいえなかなかの試練。

幕間に足を伸ばして屈伸運動が不可欠である。

芝居の方はと言うと、

中村勘三郎、中村七之助、尾上松也の三人吉三は圧巻だった。

月も朧に 白魚の

篝もかすむ 春の空

冷てえ風も  ほろ酔いに

心持ちよく うかうかと

浮かれ烏の ただ一羽

ねぐらへ帰る 川端で

竿の雫か 濡れ手で粟

思いがけなく手に入る百両

ほんに今夜は 節分か

西の海より 川の中

落ちた夜鷹は 厄落とし

豆だくさんに 一文の

銭と違って 金包み

こいつぁ春から 縁起がいいわえ

三人吉三を通しで観るのは初めて。

この有名な台詞は暗唱できるのだが、

「思いがけなく手に入る百両」ってどういう百両か、

「落ちた夜鷹は厄落とし」って何を言ってるのか、よくわかったのである。

今まで、知らなかったのかと言われたらおしまいだが、まあそんな物である。

ストーリーは近親相姦とか、生首を差し出すとか、あまり心地よい展開ではないので、見せ場をしっかり見せてもらうのがよい。

最後の捕り物の場面は大量の紙吹雪で前列の客まで真っ白になってしまったが、大変な熱演で、こういうのが醍醐味なのだろうなと思った。

まだ、上着のポケットから紙吹雪が出てくる。

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