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2014.04.03

ネコの死

飼い猫のポニが死んだ。

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数日前から、まともに歩けなくなり、昨日からは立てなくなった。

トイレとベッドの区別もわからなくなって、今日からペット用のオムツを買ってきて着けた。

私が、夜、会合から帰ってきたら、もう呼吸は浅く、手足もすっかり冷たくなっていた。

カミさんは、息子に「ポニ キトク スグカエレ」のLINEを送ったという。

娘も息子も孫も間に合った。

時々あえぐような呼吸をくり返して、そのまま動かなくなったポニの最後を看取った。

2014年4月2日 23時40分。

享年20歳と6か月。

ネコとしては長寿だったと思う。

こんなふうに、最後を看取ることができたネコははじめてだった。

ネコはいつかいなくなる。

帰ってこない。

どこかで非業の死をとげている。

高校生の頃にわが家にやってきた隻眼のネコ「十兵衛」の訃報を研修医が終わったばかりの頃に吉祥寺のアパートで聞いた。

ネコ同士の喧嘩で大怪我をして帰ってきて、そのままいなくなってしまった。隻眼は抗争には圧倒的に不利なハンディだった。しばらくして実家の母が亡骸を見つけたという。

長田弘さんの小説「ねこに未来はない」は、そんなネコとネコ好きの若い夫婦の初々しい物語。

ポニの命がもう長くはないと思った時に、読みかえそうとAmazonで買った。

それで、覚悟はできていた。

「ネコに未来はない」では物語の最後に、若い夫婦に新しい命が授かる。

わが家も、命のリレーが無事行われたのだ。

20年間一緒に暮らせて本当にありがとうと言いたい。

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コメント

ご愁傷様です。悲しいさみしいですね。ありがとう、さようなら、涙して読みました。でも、みなさんに愛されて、本当に幸せなポ二さんでしたね。この悲しみを、新しい命が癒してくれるでしょう。長男の、号泣をみたのが、はじめて買ったダックスが17才て逝った時でした。今の犬達がもうすぐ10才、きのう足のびっこも治らないので、10才検診?に行って、食事管理を指導されてきました。反省です。後悔の少ないように、頑張ります!
小さくても、存在が大きかったと思います!合掌!

投稿: ベティ | 2014.04.03 06:52

いつも、見ていました。
ポニさんの事が気になって…
とうとう旅立たれたのですね。
最後まで美味しい物は食べれたでしょうか。苦しくなかったでしょうか。
うちも14歳の猫がいます。ポニさんが目標です。

投稿: さとみ | 2014.04.04 16:43

ネコはとても偏食の動物ですね。食事管理と言ってもなかなか難しい。私なんかは、医者にあるまじき態度ですが、好きなものを食べないで長生きしても仕方ないと思ってしまいます。ポニもシニア用と銘打った缶詰や乾燥エサを食べていましたが、最後の半年は好きなものを食べさせました。大好きだったのは、クリームチーズ、まぐろの刺身をちょっと炙ったの、などでした。

投稿: 院長 | 2014.04.04 18:26

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