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2012.08.30

中国で餃子を

9月に小児科のお仲間で中国は西安・敦煌の旅に出かける。現地では小児科を訪問して交流をはかる予定。シルバーウィークに絡めて駆け足の日程である。

この計画は1年前からのものだったが、ここに来て尖閣諸島の問題で急に日中関係が怪しくなった。反日デモが起きて日本車が焼かれたりした。
これを同じ土俵で争うのは賢いやり方ではない。
もとより私たちは領土問題を掲げて中国に行くわけではない。友好的な観光に行くのである。
そっちが日本車を焼くのなら、こっちは餃子を焼くぞ。
もともと日本車は焼くものではない。餃子もあちらでは蒸すか茹でるかするもので、焼き餃子は別の食べ物だそうだ。と、現地での餃子を楽しみに話が盛り上がっている。
餃子と言えば、私が学生の頃、松本に「懐柔」という餃子屋さんがあった。店の名前は、店主が戦時中北京の北方にある「懐柔」というところに出征していたことによる。「懐柔」は「懐柔策」の語源となった地名である。
そこで現地の方に餃子作りを教わったのだそうだ。復員して信州の精密機械の工場で働いていたが、希望退職の募集に応じて自宅で振る舞って評判がよかった本場の餃子の店を出したとのことだった。
店ができたばかりの頃、試しにと入ってみて餃子ライスを注文したら、メニューは餃子だけでライスはないという。餃子の「蒸し」と「焼き」の2種類だけ。
「蒸し」が本当はお勧めだけど「焼き」を注文する人が多いとのこと。肉厚のもちもちの皮の中にニラと豚肉の餡、にんにくをすり下ろして入れたたれをつけて食べる。指はにんにく臭くなる。
6個ひと皿、これだけで食欲旺盛だった学生にも充分なボリュームだった。
卒業後も松本に行く用事があると必ず立ち寄った。おみやげにして持ち帰ることもあった。
しかし、店主が高齢となり、餃子の皮を打つ作業がきびしくなる。最後に行ったのがいつだったか忘れてしまったが、閉店したと風の便りに聞いた。
今回の西安で餃子を食うぞという話で気になって「懐柔」をネット検索してみた。
代が変わって、場所も女鳥羽から移っているが復活しているではないか。
食べログにも載っている。
店のHPでは昔の女鳥羽の店そっくりの造りを見ることができる。
今度、松本へ行くときは是非行ってみよう。

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