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2012.05.05

ベトナム観光公社

ベトナム初日はサイゴン郊外のクチトンネルへ。ここはベトナム民族解放戦線の前線基地だったところで今は戦勝記念施設のようになっている。筒井康隆はベトナム戦争のさなかに「ベトナム観光公社」(略してべ観公)という短編を書いているが、まさにこの状況を先取りしたものだな。

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トンネルの総延長は250kmと気の遠くなるような長さ。小柄なベトコンが銃を持ってかろうじて通れる広さしかない。それが地下に何層にも張り巡らされていて、入り口にあった断面図はまるで蟻の巣のような構造になっている。
観光用に穴の大きさを広げた部分は中に入ることができるが、それでもかがんで中を通ると30mで脚はがくがく。汗はだらだら。ガイドに汚れてもよい格好で来いと書いてあるのがよくわかる。
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あちこちに落とし穴が掘ってある。落とし穴製造工場もある。砲弾の破片を削って槍にしたり、竹の槍もある。みなとっても痛そう。槍に刺さった米兵がもがいている絵が描いてあったりして、この程度は戦争全体から見たら微々たるものだと言うことは想像できる。
ベトコンの生活風景を再現して人形が置いてある。このへんになるとまさに「べ観公」である。弾の一発でも撃たせたくなる。そう思っていると銃を撃たせてくれる射撃場がある。10発17USD 。
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トンネル一帯は米軍の空爆でジャングルが丸裸になった。解放後に植林してまたジャングルに戻っている。今ではブーゲンビリアの花が咲き乱れている。
帰路、思いついて、運転手さんに頼んでベトちゃんドクちゃんのいたツーズー病院の前を通ってもらった。
産科と小児科だけの病院だがとても大規模な施設。
中に入ってもらえるかと思って運転手さんにチップを用意していたのだが、じゃこれでと前を通っただけで
帰ってきてしまった。

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