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2011.07.07

ベッジ・パードン

三谷幸喜の新作「ベッジ・パードン」を観に世田谷パブリックシアターへ行った。今年になって4本の新作を舞台にかけるというその3本目。

前2作、「ろくでなし啄木」「国民の映画」はともに何とかチケットをゲットして観にいった。ただし2枚上限だったのでカミさんと二人分。いつものオジサンたちを誘うことができなかった。
この2作ともによくできていて面白かったが、これまでの三谷作品からいうとまあ普通くらい。ゲッペルスの解釈はちょっと苦しかったかな。
今回は4枚まで申し込めたので恒例のオジサンたちプラスカミさんで行った。
「ベッジ・パードン」というのは夏目漱石がロンドン留学中の下宿の女中の名前。この女中さんがマイ・フェアレディのイライザのキャラでロンドンの下町の方言でしゃべりまくる。バックの音楽が「Wouldn't it Be Loverly?」。英語でHの発音ができないというのは江戸っ子がハ行が言えないのとちょうど同じで、うまく日本語にダブらせている。
ロンドン留学中の漱石の日記や書簡から、まったく想像もつかない新しい物語を作り出した。この手法は「ろくでなし啄木」と同じ。
ベッジ・パードンというのも彼女のなまりで「I beg your pardon」が「ベッジ パードン」と聞こえるから漱石がつけたあだ名。これは実話だろう。
ロンドン留学が水に会わず悶々としていた漱石(野村萬斎)とハ行が出ない女中(深津絵里)の恋。そのまわりを七変化の淺野和之、大泉洋、浦井健治が快演。
深津絵里がとてもかわいらしく、大竹しのぶの域に達していたというのがオジサンたちの結論。
大変満足して三軒茶屋の町に出たのだが芝居がはねたのが10時過ぎ。
ちょっと長すぎたなと、とりあえず入った居酒屋のポテトサラダに感動しながら遅い夕食をとったのだった。

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