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2010.03.26

勝ってたまるか剣振丸

当院ナースIさんのご主人、ふくろこうじさん主演の「勝ってたまるか剣振丸」を両国のシアターカイへ観に行く。ふくろさんはプロのクラウン。台詞のある舞台は今回が初めてだという。

両国7時開演にどう間に合わせるか。午後の診療を17時30分受付までにして延長戦はなしにしたら6時10分前くらいに診療が終了。そのまま田園都市線→永田町→有楽町線→市ヶ谷→総武線→両国という経路で行ったら5分の遅刻で済んだ。
「勝ってたまるか剣振丸」は花田清輝「小説平家」を作・演出の西田敬一氏が奔放に脚色したもの。花田清輝はかの「花田・吉本論争」で吉本隆明が噛みついた相手である。
舞台は平家物語をテーマにしたテーマパークの廃墟という設定。このつかみからして面白い。
壇ノ浦で入水した安徳天皇は実は生きていて双子の子をなした。その安徳天皇は子どもが生まれる前におたふくかぜで没したということなのだが、成人のおたふくかぜは怖いという事を言いたいのであろうか。
双子の子どもの一人がふくろさん演じる剣振丸。この剣振丸が修行のために奈良の大安寺に送られる。大安寺では何故か曲芸を習う剣振丸。サーカス学校の生徒さんたちが演じる大安寺での曲芸がこの舞台のメインステージである。
生徒さんたちは20代前半だろうか。どうしたらあそこまで身体が柔らかくなるのだろう。玉板乗りやジャグリング、綱芸など多彩なサーカス芸が披露される。
台詞を言わせるとちょっと心許ない役者さんたちも雑伎でははつらつとしている。
「独り相撲」の芸に出会った剣振丸は一人でただただ負け続ける芸に啓示をうけて勝ち負けにこだわる事の無意味さを知る。ここで負けた平家と繋がるわけだ。
1時間半ほどの舞台。役者は女優さん一人をのぞいて、あとはクラウン、サーカス学校の生徒という異色の組み合わせ。新鮮な印象だった。

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