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2009.07.12

新宿梁山泊「ベンガルの虎」

新宿梁山泊の公演・唐十郎作「ベンガルの虎」を井の頭公園の特設テントへ観に行く。テントの芝居を見にいくのは何年ぶりだろうか。雨でもなく、思ったより暑くもない気候に感謝。

Bengal整理番号付きの前売り券は150番台。土曜日ということもあってか、かなりの混みよう。ただ、かつての状況劇場の赤テントの熱気とはだいぶ隔たりがある。これも時の流れということであろう。
ほぼ桟敷が埋まった頃に入場の順番が来る。テントの中に入ってみると何と椅子席がある。もちろんシートはすでに埋まっていて、靴をビニール袋に入れて土間席の最後部に座る。これまた驚いたことに座布団がある。随分客に優しくなっているが、お約束の席詰めの「ヨイショ」は健在。でも、席詰めをしなくてはおさまらないほどの人数ではない。
「ベンガルの虎」は1973年が初演。バングラデシュをスタートして日本に戻って最後は上野不忍池で公演された。この時は松本にいてリアルタイムに観てはいない。松本から状況劇場を観に東京へ行くというほどの根性はなかったようだ。戯曲は初版で読んでいたのだが。
今回は見にいく前に戯曲を読みなおして行った。「ビルマの竪琴」をベースにして物語は展開する。「ビルマの竪琴」は中井貴一が主演した映画があったがこれは結構最近の事。しかし、ベンガルとビルまではちょっと違うのだがどうなっているのであろう。
芝居の方はというと、結構楽しめた。何と言っても懐かしかった。虚空に向かって掛け合いの台詞が続く。呪文のようなリフレイン。70年代の演劇シーンにタイムスリップした。
個々の役者立ちも存在感があり熱演だったのだが、李礼仙と唐十郎の初演を観たかったなあという感慨もあった。観客の年齢層もかなり高い。皆さん、あの頃の熱気を思い出していたのだろうか。
演出の金守珍は状況劇場脱藩組の一人とのこと。このあたりの事情はまったく知らないのだが、唐十郎の演劇世界を愛してるのだなあということはよくわかった。「アングラ演劇」の正統的な伝承者というべきだろうか。
着席システムがわかったので、次回があれば早めの番号を確保しようと思う。

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コメント

先日は、お声をかけてくださりありがとうございました。私も、もちろん状況劇場の初演はみておりませんが、唐十郎さんがきっと、あの役だったんだろうなとか、学生時代の思い出などがよみがえり、ただただ、懐かしかったです。

投稿: 某小児科医 | 2009.07.13 17:30

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