« ビストロ「さて」25周年 | トップページ | ブレヒトは今も「今日的」か »

2009.04.12

阿修羅展と法隆寺宝物館

午前中にサクッと走って午後は東京国立博物館の阿修羅展へ。日本平のフロンターレ対エスパルス戦はビデオをセットして帰ってから時間差応援の予定。なにかと忙しい。

HoryujitreasureHoumotukanすでにソメイヨシノは散っているので少しは閑散としているのかと思ったがそうではない。上野のお山は人でごった返している。「阿修羅展」は着いた頃は30分待ちの看板が出ていた。隣の水に囲まれた新しい建物が「法隆寺宝物館」。
法隆寺は子どもの頃毎週僧坊に住むお嬢さんにピアノを習うため妹と一緒に通っていたところである。祖父が寺務所に務めていて、帰りに立ち寄ると「落雁」という子どもにはあまりおいしくないお菓子を振る舞ってくれた。そんな法隆寺であるのだが、東京に宝物館があるなんて知らなかった。
無料で入れるというので阿修羅展の行列が短くなるのを期待して入ってみる。
収蔵された宝物は明治になって寺が皇室に寄進したものを公開したとのこと。小さな金銅の仏像がたくさん並んでいる。どれもこれも精緻な造りで洗練されている。制作年代は飛鳥時代ということで古さで言えば相当なもの。これだけのものをぽんと寄進したのだから元々相当な数があったのだろう。
AshuraUenosakura阿修羅展に戻ると待ち時間は20分になっていた。暫し並んで中へ入る。
興福寺の阿修羅像などの国宝は幾度もの戦火で僧たちが命がけで運び出したもの。中には腕が折れたりした像や頭だけといったものもあるが、よくぞ無事でという気持ちになる。
阿修羅像をしげしげと見るのは初めて。たぶん、中学生の頃に見にいったはずなのだが、写真で見た記憶しかない。凛とした正面像。大変気品がある。話題になった後ろ姿は、そんなに感激するものではなかった。後ろから見るということは制作者の想定外ではなかろうか。

上野からの帰路アメ横を通って魚類を調達する。素人ゆえ道に並ぶ店ではなかなか買えず、「吉池」の鮮魚売り場へ。何とかここでは買えた。同じごった返しでも、渋谷ではお目にかかれない風景であった。

|

« ビストロ「さて」25周年 | トップページ | ブレヒトは今も「今日的」か »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ビストロ「さて」25周年 | トップページ | ブレヒトは今も「今日的」か »