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2008.09.01

真空管アンプ

先日母の初盆で実家に帰った際に中学・高校時代のアルバムを発見した。この頃は写真を撮られることを嫌っていた可愛くない反抗期だったので残っている写真はごく少ない。
その中に、自作真空管アンプやFMチューナーの写真があったので懐かしさのあまり持って帰ってきてスキャナで取り込んでみた。

Singleamp Tuner左はステレオメインアンプ。6BQ5の高信頼度管7189をウルトラリニア接続したシングルアンプである。6BQ5シングルだから出力は5W+5W。前段は当時のお約束12AX7A。電源トランスも出力トランスも山水製。中学2年か3年の時の作。もちろん、回路を自分で設計したわけではない。「初歩のラジオ」と「無線と実験」でアンプ組み立て講習会なるものの募集があり、応募したらなんと当たった。大阪球場のスタンド下の会議室みたいなところへ行って組み立てた。中学2年生は参加者の中で最年少だった。このアンプの設計者は山水電気の音響担当で後に社長になった伊藤瞭介氏。山水電気は倒産してしまったのでアンプも伊藤氏のこともすっかり忘れていた。数年前に家庭用小型風力発電機を制作販売している会社が紹介されているテレビをみていたら、社長が伊藤瞭介氏だった。思わずネットで調べてみて、あの時のアンプ製作の講師だった事を確認したのだった。
右隣はわが家で始めてFM放送を受信したFMチューナー。ちゃんとフロントパネルに「Tuner]と書いてある。書かなきゃわからないかも。おまけに「Hi-Fi」なんてわざわざマジックで書いてある。確かに当時としてはFMチューナーはHiFi音源だったのである。FM放送はNHK大阪の試験放送からまもなく本放送に変わった頃だったと思う。FM大阪の開局は少し後なのでNHK1局しかなかった。チューナーの主要部分は松下電機製のキットで中間周波トランスとセットになっていた。このFMチューナーは大学生になって家を出るまでずっと私の部屋で活躍した。年末のバイロイト音楽祭の録音をじっと聴き続けたのもこのチューナーである。探せばどこかにあるはずだが、まだ動くだろうか。

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コメント

はじめまして。

初歩のラジオに出ていた7189 UL接続のアンプを
私も作りまして未だに時々使用しています。 1974年製です。
私は講習会でなく、ジャンク部品を集めての製作でしたが。

肝心の初歩のラジオが手元に無く、記事や回路を見たいのですが
お持ちではないでしょうか?
その本が何年何月号かも記憶に無く、ネットでも見つかっておりません。
もし情報お持ちでしたらよろしくお願いします。

投稿: cbl | 2013.01.29 12:23

すっかり忘れていた記事にコメントがついて驚いてます。
残念ながらアンプだけでなく初歩のラジオも回路図もなくなっています。
私が中2か中3でしたので、1965年-66年に掲載された記事ではないかと思います。

投稿: 院長 | 2013.01.29 14:04

ご回答ありがとうございました。
私も1960年後半の初歩のラジオをボロボロになるまで読んでおりました。
現在も数冊残っているのですが、肝心のアンプ掲載号が無くなって
しまったようです。

突然、古い記事への書込みで失礼いたしました。

投稿: cbl | 2013.01.30 00:51

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