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2008.07.31

7月も終わり

あっという間に夏休みに入り、休みに入って1週間が過ぎてもう月末である。夏休み中は小児科はヒマと相場が決まっている。まず、その通りヒマはヒマなのだが、ややこしいケースが多くてあまり時間の余裕は生まれない。

このところ多いのが細菌性胃腸炎。それも原因菌が多彩である。7月はじめのころにはエルシニア菌による胃腸炎があった。もちろん最初からエルシニア菌を疑ったわけではないが便の細菌検査をしてみたら生えてきた。検査後に抗菌薬を出しているので結果が出たころには症状は落ち着いている。その後も、カンピロバクターによる腸炎が数例。血便の赤ちゃんを調べたら病原性大腸菌O157。これは大変と一瞬焦ったがベロ毒素が陰性で腸管出血性大腸菌ではない。このケースも結果が出て大慌てしているころに本人はケロッと治っていた。その後も発熱、下痢で一日の半分はトイレで座っていたという兄弟のケースが続いた。こちらはサルモネラでネズミチフス菌というやつ。感染経路を聞いてみたら、なんとネズミを追い詰めて捕まえようとしたとのこと。何とワイルドな子どもたちであろうか。その他、まだ細菌検査の結果が出ていないトイレ占拠組がいる。
この季節の発熱、下痢、血便は細菌性腸炎の可能性が高い。抗菌薬を出すだけではなく、きちんと細菌検査をして原因菌を確認しておくことが必要だ。

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