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2008.06.22

再会

奈良の中学・高校の関東地区同窓会総会というのに出席。この総会、2年毎に開かれているのだが、参加したのは2年前に幹事学年に当たった時が最初だった。一部コアメンバーをのぞくとこういう人が多いみたい。一学年150人(今は120人)の小さな学校で関東地区在住は多くはないだろう。なので、名簿をたよりに参加者の誘致合戦がくりひろげられる。今年の参加者は数えてはみなかったが100人足らずだろうか。

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今年の幹事学年は私たちの1年・2年下で関東在住者は動員されている。高校2年のときの学園祭で上演した「袴垂れはどこだ」で共演した1年下のTさんと40年ぶりの再会。ブログに載せていいかは聞かなかったけど、せっかくカミさんにスナップを撮ってもらったので載せてしまおう(スミマセン Tさん)。
Tさんの役は村人に助けられて「袴垂れの党」にくわわった可憐な少女「小菊」。私は挫折したニヒルな「男」実は元「袴垂れ」。主役の「じいさま」はきっとこのエントリにコメントを付けてくるだろうヤマダ君。

小菊 嘘だ、でたらめをいうとるだわ!

男 嫌らしいな真実が、やはり、小菊・・・・だが、もはやおぬし、夢とあこがれで勝手放題うつくしく刻みあげた袴垂れの像をのみ、その小さな胸に抱きつづけることはできぬ・・・・にせものだからな、それは
、おぬしのほんものは。嘘だからな。

小菊 (逃げようとしたのをつかまれて)あ!

男 肘までぞっぷり血に汚れた腕に抱かれろ、小菊。

小菊 は、はなせ!臭い・・・・

男 (はなさず)真実が臭いというわけだな?生きた男の匂いが、おぬしがあこがれて育った袴垂れの生身がーー

というようなわけで、本棚から脚本をひっぱりだして懐かしんでいる。
Tさんは上演の後は堅気のバレーボール少女に戻られて、在学中もあまりお付き合いはなくなった。卒業後も音信はなかった。ひょっとして、裏方をやるつもりで応募してきたのに無理矢理役者をやらされて迷惑だったのではないか、と気になっていたので聞いてみた。そんなことはない。楽しかったと。夏休みには奈良県庁の屋上の展望室(ここはクーラーが効いていてしかも上ってくる人はほとんどいなかった)で本読みの稽古をしたことなど思い出話をひとしきり。16歳のころに一瞬タイムスリップしたのであった。



 

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コメント

やぁ、片岡先生。呼びかけてくださって、有難う。君が書いてくれた、「真実が臭いというわけだな?」ってセリフが、この芝居のクライマックスのセリフだったよね。そうか、あの小菊ちゃん役をやってくれた方の近況まで、写真つきで教えてくれて、僕は、多々感慨に耽っている。だけど、僕はタダ懐かしいだけじゃなく、臭い真実と向き合うような生き方をしちゃって、今も、ずっと、あの続きを生きているんだ。今年は、奈良のバサラ祭りというストリート・パフォーマンスをやる祭りで、僕なりに、高校時代の学園祭の続きをやる。「袴垂れ」で大道具をやってくれた現・付属中学校副教頭の勝山さんも、ご協力くださっている。本番は、8月30、31の土日。昨日(21日)、参加チームに対する説明会があったんだけど、土曜は、夜遅くまで大騒ぎできるそうだ。見に来てくれると嬉しいな。

投稿: 山田陽一 | 2008.06.22 23:36

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