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2008.01.23

ヒブワクチンのQ&A(下書き)

この春から発売されるヒブ(Hib)ワクチンについて問い合わせが増えている。
いま、わかっていることについて簡単な解説のページを作ることにした。以下は、下書き。

(この記事は2008年1月時点での情報に基づいて書かれています。接種回数などは現行の方法と異なっています。「ヒブワクチンのQ&A」の最終稿は こちら に載せておりますのでご覧ください。2008年12月6日 )

ヒブワクチンについて

・ヒブ(Hib)って何ですか
ヒブ(Hib)はヘモフィルス属インフルエンザ桿菌b型(Haemophils InfluenzaeType b)という細菌の略称です。「インフルエンザ」という名前がつくので毎年流行るインフルエンザと混同しやすいのですが、全く関係ありません。昔ウイルスの存在がまだ知られなかった時代に、この細菌がインフルエンザの原因だとする研究があってインフルエンザ桿菌と名付けらたのです。その後インフルエンザの原因はウイルスだということがわかりましたが、名前がそのまま残ってしまいました。
混同を避けるために「インフルエンザ」という語句は使わないようにして「ヒブ(Hib)」と呼ぶようになっています。
インフルエンザ桿菌にはいくつかのタイプがあります。その中で「b型(Hib)」と呼ばれる菌が細菌性髄膜炎、喉頭蓋炎、肺炎などを引き起こします。
小児の細菌性髄膜炎の半分以上がヒブ(Hib)によるものです。
日本では毎年600人ほどの子どもがヒブ(Hib)による髄膜炎にかかり、そのうち5%が死亡、約20%に後遺症が残ります。

・ヒブ(Hib)ワクチンについて
10年以上前に北米ではヒブワクチンが定期接種になりました。これを境にヒブによる髄膜炎や喉頭蓋炎が激減して今ではほとんど見かけなくなりました。近隣の中国、韓国、台湾などでもすでに定期接種が行われています。
これらの国々の接種の経験では大きな副作用の報告はありません。
日本では昨年フランス製のヒブワクチン「アクトヒブ」の輸入が承認され、今年春から供給されることになりました。しかし、麻しん・風しんなどと同じ「定期予防接種」としてではなくおたふくかぜ・水ぼうそうなどと同じ「任意接種」となっています。
「任意接種」では接種費用は原則として自費になります。

・ヒブ(Hib)ワクチンの接種スケジュールは
5歳以下の子どもに接種することになります。正式な接種スケジュールはまだ公表されていませんが、欧米の方式をとるとするならば以下の通りです。

接種開始時の月例によって回数が異なります。


3ヶ月〜7ヶ月
DPT3種混合と同じように初回3回、追加1回の計4回。DPTと同時に接種するのがよいでしょう。
7ヶ月〜12ヶ月
初回2回、追加1回
12〜15ヶ月
初回1回、追加1回
15ヶ月以上5歳まで
1回のみ

・ヒブワクチンの接種費用は
1月23日の時点でまだワクチンの納入価格が決まっておらず、接種料金も決まらない状態です。
4回接種ということになるとかなり高額になると思われます。

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コメント

6ヶ月の女児です。ヒブワクチンの接種を考えています。
他のワクチンとの兼ね合いを心配しています。
三種混合の一期三回目を、来月中に受ける予定なのですが、
一か月は空けて受けないtダメですか?

投稿: 西垣由希美 | 2009.01.30 12:56

投稿: 西垣由希美 | 2009.01.30 12:58

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