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2007.12.10

タミフルは怖い?

インフルエンザが本格的に流行り始めた。今日健診に行った保育園でも年長児を中心にインフルエンザによる欠席が8名。クリニックの方も先週に比べて明らかに多い。そういう中で気になるのはタミフルに対するどちらかというと行き過ぎた忌避感情である。これは患者さんだけでなく医師の方も同じである。

高熱のため救急に駆け込んでインフルエンザ迅速検査をしたらA型だったという5歳児のケース。この子は心臓に持病があり、そのために心臓病をフォローしてもらっている病院の救急に行った。救急で担当した医師はタミフルはどうしますかと聞きいたらしいのだが、家族の方も使って欲しいと即答しなかったせいもあり、結局家族が希望しないので処方しなかった、みたいな事になったらしい。吐いていたので、点滴をされたという。
今日も40℃が続いている。ぐったりして起きあがることもできない。吐き気もあるようだ。こちらでやってあげられそうなことはタミフルを投与することぐらい。昨シーズンもインフルエンザにかかってタミフルを使っている。そのときは別に何ともなかったという。まだ発症して36時間くらいだからということでタミフルを処方して帰宅させた。夕方にも電話がありまだ熱が下がらないとのこと。こちらとしては熱のことより全身状態が心配。元の病院に差し戻せばよかったかなあ、とあとになってから心配している。 インフルエンザのほとんどはタミフルなど使わなくても自然に治る。タミフルは熱の期間を1ー2日短縮するだけだ。だが、タミフルを使った方がよいというケースも確実にある。この子なんかがそうだろう。 インフルエンザだったら全員にタミフルというのが反省されるのはよいことだ。だが、タミフルダメ、絶対にダメというのも困りもの。揺れる振り子はどこで止まるのだろうか。

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