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2007.07.23

夏休み突入

先週末でほとんどの学校・幼稚園は夏休みに入った。幼稚園のお泊まり保育も終わったようだ。
今日は夏休み入り最初の診療日。まだ、先週からのヘルパンギーナの大波が続いている。それでも先週初めの勢いは無くなっているのでピークは越えたという感じ。その一方で、長期不在になるため薬を多めにというリクエストが多くなっている。

幼稚園と違って保育園には夏休みはない。考えてみればこれは結構大変なことだ。親の休みで連休する子どもはいるが、保育園としては休むわけにはいかない。
午後に検診で保育園を訪問したらヘルパンギーナの大流行の割には休んでいる子どもが少ない。だが、熱もなくのども痛くない(ので登園しているのだが)子どもののどを見るとヘルパンギーナっぽい赤さを結構見つけてしまう。もちろんこれでヘルパンギーナ!ハイお迎え呼んで、なんてことはしないけど、意外とこういうところにも潜行しているのかもしれない。
一人気になる欠席者がいた。1歳児が髄膜炎で入院しているという。詳しいことはわからないが、話からするとどうやら細菌性髄膜炎のようだ。乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となる菌の大半をインフルエンザ桿菌(Hib)と肺炎球菌がしめる。このうちインフルエンザ桿菌(Hib)に対するワクチンがやっと日本でも認可されて今年末あたりから使えるようになる。日本以外の多くの国ではすでに10年前から定期接種になっている。日本では認可されたものの任意接種なので3回打ったら自費で3万円くらいかかるだろうと試算されている。これではどのくらいの人が接種するか心許ない。全員に接種すれば細菌性髄膜炎の発症は確実に減るのに。
髄膜炎の全部とは言わないがかなりの部分はワクチンで防げる。髄膜炎のため欠席なんて報告は聞きたくないと切に思う。

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