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2007.07.31

小児科医会症例検討会

今日は月末のレセプト作成の日だったのだが、市立多摩病院での症例検討会へ。症例検討会は病院が中心になって開かれるのでどうしても開始時間が早い。医師会関係の会なら8時スタートなのだがこちらは7時から。午後最後の患者さんが入院となったために閑な割には終了が遅くなる。道も混んでいて結局20分の遅刻で会場へ。レセプトはスタッフの皆様でやっつけておいてもらうことにした。

症例の発表が2例。その後に多摩病院の小児救急に参加している総合内科のドクターから「外来での抗菌薬の使い方」という講演があった。内科のドクターが小児科外来での抗菌薬使用についていったいどういう話をするのだろう。ちょっと楽しみだった。基本的には私たちが常日頃から主張している「抗菌薬の適正使用」の論旨に近い内容。どうして抗菌薬を「使いたくなる」のかという医師の側の心理的側面の話は、みな自分自身を振り返って反芻してみるとよいと思う。抗菌薬を使う為のロジック、「どの臓器に」、「どのような病原体が感染していて」、「どのような抗菌薬を使う」かを想定できない時は抗菌薬は使うべきではない。「念のため」とか「とりあえず」の抗菌薬は使うべきではない。大変スッキリと言い切って頂いてよかった。ただ、残念なのはこういう話を聞いて欲しいと思うような人は聞きに来ないということだ。開業医で出てきていたのは多摩区で指導的な立場にある先生たちだけ。症例検討会の敷居を低くしていかないと、せっかくの講演も現場の医療を変える力にはならない。講演会や会誌に企業協賛をもらっている立場からすると言いにくいことだが、企業のひも付き講演会でないこういう会でこそ大事な話が聞けるということである。

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