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2007.07.04

鼓膜所見を電子カルテに貼る

電子カルテ導入からもうすぐ丸2年が経つ。すでに安定してきて空気のような存在になりつつあるが、当初から計画していながら実現していない機能がいくつかある。そのうちの一つに、拡大耳鏡でみた鼓膜の像をディスプレイ上に表示して、その画像を電子カルテに貼り込む、というものがある。

Jikyou 拡大耳鏡はWelchAllynのDiagnositicOtoscopeを使っている。同じヘッドで拡大鏡の代わりにビデオ出力ケーブルのついたタイプがある。ケーブルをモニターテレビのコンポジット端子に接続すればテレビ画面に鼓膜所見が映るしくみ。このままだと診察室のデスクに専用のビデオモニターが必要で場所も取る。しかも画像を保存できない。これじゃ、おもしろくない。
当初はピクセラのTVチューナー付きビデオキャプチャーボックスをUSB接続で電子カルテクライアントのPowerMacG5に接続してみた。ビデオの画面は附属ソフトのPixeStationTVというので見る。一応、ディスプレイに鼓膜の画像は映し出される。しかし、画像が悪くて、診断的価値がない。アナログーデジタル変換する時のタイムラグが大きすぎて、耳鏡としての操作性が悪い。しかも、このソフトでは静止画像を保存できない。と言うことでお蔵入りとなっていた。
せっかくビデオ出力用の耳鏡を買ったのにもったいない。どうしたものか。Advc55 AppleStore梶ヶ谷(^.^) に出かけて店員さんに相談してみる。conopusのDigitalVideoConverterとiMovieでうまくいくのではないかというご意見。ショップに現物がなかったのでソフマップのネット通販でADVC-55という一番安いモデル(20000円ほど。TVチューナー機能はない)を購入。早速届いたので試してみる。
ADVC-55とMacintoshとはFireWireで接続する。電力もここから給電される。コンポジット端子に耳鏡の出力コードを接続。iMovieを立ち上げたらADVC-55をデジタルカメラと認識した。再生ボタンをクリックしたら耳鏡の画像が出る。あら、簡単。画像のタイムラグもほとんど感じない。画質もピクセラを使った時よりはるかに鮮明。これでiMovieを耳鏡のビデオモニターとして使えることになる。記録しないのならこれだけでよい。
「読み込み」ボタンをクリックすると動画のクリップとして保存される。必要な所見を記録したら、画像を再生する。ここという場面でストップして「静止画フレームを作成」し「別名で保存」でJPEGをえらぶ。保存先をネットワーク上の共有画像フォルダにする。ここにはスキャンした紹介状などを保存してある。紹介状は受付でスキャンしてWINEStyleの画像データベース「ミニ画像」に貼り付けてもらっているのだが、鼓膜の画像も同じようにして整理してもらうことにしよう。(iPhotoで管理という手もある。)
これで、めでたく鼓膜の画像が電子カルテに保存されることになる。
  Test04_1 Test03_1患者さんの鼓膜所見を記録してみる。右鼓膜発赤と液貯留。左も液貯留?中耳炎の治りかけ。







ついでに成人の鼓膜。耳垢を取るのが大変だった。まだ痛いなあ。何か問題でも?
Test02

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