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2007.06.28

麻しん風しん(MR)ワクチンの問題

今日の夕方医師会のファックス連絡網で「定期予防接種における麻しん風しん(MR)予防接種について」と題する緊急ファックスが届いた。今日のNHKニュースで報じられた、ワクチンの材料に品質保証切れの牛の血清が使われていたという問題である。
以下が、そのお知らせの内容。

 さて、この度(財)阪大微生物病研究所が本年3月より出荷したMRワクチンの製造過程において、品質保証期限の切れたウシの血清が使用されていたとの報道が、本日のNHKニュースにてありました。
 本市における標記予防接種については、同研究所製のワクチンを購入・使用していることから、現在行政担当課にて情報収集に努めているところです。
 つきましては、詳細が判明するまでの間、6月29日(金)からの麻しん風しん(MR)予防接種について、別紙の通り一時中止することとなりましたので、取り急ぎご連絡させていただきます。
 なお、今後の対応等につきましては、行政担当課にて検討中ですので、内容が確認でき次第改めてご連絡させていただきます。

とりあえず定期予防接種は市からの委託事業であるので、言われたとおり6月29日(金)以降のMRワクチンは一時中止するほかない。麻しんの流行中という最悪のタイミングでの報道なので、いったい何を目的として情報がリークされたのか、判断に苦しむところ。
厚生労働省の見解としては「ワクチンに使われる原材料の有効期限には法律の規定がないうえ、この血清はワクチンそのものには入り込まない。ワクチンは国家検定に合格しているものなので問題はない。」とのことである。
その通りで、製品の質に問題はないだろう。
問題なのは、不二家や雪印でさんざん騒がれた「消費期限切れ」と同じ対応をとるのかどうかと言うこと。メーカーとしては消費期限を越えていても問題ないと判断して正直に検定書類にも記載しているようだ。つまり、まずいことをしたという意識はなかった。その通りだと思う。何をつまらないことでがたがた言っているのだと言うのが私の本音。

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コメント

それにしても行政の迅速な対応である。責任がかかってきそうなときは素早いのである。逃げ足が速いというか。
....今回の件はワクチンの効果や安全性に問題があるとは考えられない。麻しんの流行期の大事な時期にワクチン接種が滞ることは大問題である。製品の問題については行政が責任を負うから、定期接種は継続していただきたい。.....
 くらいの談話を出して頂けると、行政への信頼感も増すのだが。

投稿: 院長 | 2007.06.29 11:04

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