« ウォーク&温泉 | トップページ | 小児急病センター準夜当番 »

2007.05.14

麻しん臨戦態勢

成人を中心とした麻しんの流行が拡がりを見せている。東京四谷にある上智大学がただいま麻しんのため全学臨時休講。その他明星大でも登校停止が75人、高校の休校が2校など。

東京の流行は埼玉、千葉、神奈川にも拡がっている。幸いというか不思議というか、川崎市ではまだ集団発生があったという報告はない。今年に入って定点からの報告では麻しん(成人麻しんをのぞく)が6例報告されている。うちからだけでも2例報告しているのだからもっとあるんじゃないかと言う気がする。成人麻しんもこのところ2週に1人の割で報告されているが、成人麻しんの定点はなんと市内2カ所の基幹病院だけだという。小児科の定点32カ所に比べたらいかにも少ない。これではとうてい流行状況を把握するなんて事はできない。麻しんに関する限り、報告は定点だけではなく全医療機関が全数報告するようにすべきだろう。
今日の保育園の検診でも麻しんワクチン未接種者に対しては接種を「強く勧め」、場合によっては「退園」も考慮するくらいで臨んでほしいと伝えてきた。保育園ではまだワクチン接種出来ないゼロ歳児がいる。この子たちを守るのはなんと言って麻しんを持ち込まないことである。
年長児でも1回接種では10年経つと免疫が落ちてきている可能性もあり、出来れば自費で2回目の接種をお勧めしている。

|

« ウォーク&温泉 | トップページ | 小児急病センター準夜当番 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4860/15073961

この記事へのトラックバック一覧です: 麻しん臨戦態勢:

« ウォーク&温泉 | トップページ | 小児急病センター準夜当番 »