« ACL 対アレマ・マラン(インドネシア)戦 | トップページ | 新築お披露目 »

2007.03.09

皆勤賞

そろそろ卒園式のシーズン。インフルエンザにかかった園児では「卒園式」に間に合うかどうかが焦眉の関心事だったりする。卒園で結構関心があるのが「皆勤賞」。一日も休まなかったらよく頑張りましたといただける賞。それはそれでほほえましいのだが、ちょっと困ったことでもある。

「皆勤」と言ってもインフルエンザや水痘などで休んだ場合は「出席停止」ということで「欠席」に数えられない。ただの「風邪」だと欠席だ。なので、「風邪ですね」というと「何とかインフルエンザということにしてもらえませんか」なんて話がよく出てくる。「皆勤賞」がかかっているのだ。半年も前の「プール熱」の証明書を出してほしいなんて依頼もある。病気で休んだのは事実なのだから、病気によって「欠席」「出席停止」と扱いが違うのは妙な話。父兄が余計なことに気を遣うことになる。「皆勤賞」がかかっているからと熱をおして無理に出て行くなんていうばかばかしいことも起きる。そもそも休まなかったことを「表彰」すること自体がおかしなこと。
「皆勤賞」をやめませんかという話を幼稚園関係者に話をしたことがある。その答えが、ちょと意外だった。皆勤賞は父兄からの要望が強いのだというのだという。だからやめにくいというのだ。
幼稚園にしろ学校にしろ、長丁場なのだからそこでちょっとくらい休むのは普通ではないか。休まない、というのは決して偉いことではない。診断書があろうがなかろうが休むべき時は休むべきだ。
そこで、以前からよく言っているのだが、幼稚園に入ったら5月頃に1日お疲れ休みを取るようにしたらどうだろう。それで「皆勤賞」は消滅、つまらないことに気を遣う必要がなくなる。
そういえば当院は開業して11年目だが、この間学会などで予定された休診以外の臨時休診はなかった。親父が死んだときも休診にはしなかったが、これは5月の連休で通夜も告別式も終わってしまったから。親の死に目より仕事が大事と思ってのことではない。休みたいなと思ったことは何度もある。それでも休まなかった自分を褒めてあげたいなどとはこれっぽちも思わない。休む度胸のないおのれを悔いてはいるが。

|

« ACL 対アレマ・マラン(インドネシア)戦 | トップページ | 新築お披露目 »

コメント

私も、幼稚園2年、小・中・高と大学は別にして就職して3年間、自営業をして24年間の間に、高校のとき免許を取りにズル休みをした1日と、自営業の二日酔いの時ぐらいしか病欠はありません.一応二日酔いでもお店には、でてましたけど。それでも、皆勤賞というものは、いただいたことはありません。私たちの時代は、それがあたりまえの時代だったような気がします。今、私は、PTAに携わっておりますが、自分勝手な親が多いと思います.皆勤賞なるものがほしければ、ご家庭でつくって子供に渡したほうが良いのでは・・・と考えています。親の手作りの表彰状のほうが、子供にとっては何倍も喜びがあるのではと思います。長い文になって、スンマソーン。

投稿: 化粧品屋のタカチャン | 2007.03.10 13:57

皆勤賞を一概に否定するつもりはないのですが、「皆勤賞」がかかっているので無理するのはどうかと思うのです。結果として「皆勤賞」がもらえたというのならよいのですが。
昨年阪神の金本選手が連続試合出場の記録を作りましたが、怪我をしても休まないというのが美談として伝えられました。今となっては、少々調子が悪くても、疲れていても監督は「休め」とは言えないでしょう。記録がかかっていますから。こういう記録は善し悪しだなと思うのです。

投稿: 院長 | 2007.03.11 23:44

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4860/14207251

この記事へのトラックバック一覧です: 皆勤賞:

« ACL 対アレマ・マラン(インドネシア)戦 | トップページ | 新築お披露目 »