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2006.12.19

今年最後の急病センター

今年最後の急病センター当番。先週に比べたらノロウイルスらしき患者さんはぐっと減っている。ひょっとしたら楽勝かな、と淡い期待。ところがクリニックの方が延長戦になって、7時開始にはとても間に合わない。道は空いていたので時間はかからないのだが、信号をすいすい通過してしまうので遅れますの電話をするチャンスがない。結局10分の遅刻で到着。小児科の待ち患者ゼロ。

いつも閑な内科の方が何人も繋がっている。こういう日があってもよろしい。ノロウイルスと思われる患者さんは2人くらいで、終わってみたら患者数は12月の準夜帯で一番少なかった。私の当番としても今年一番少なかったかも知れない。一番の重症はクリニックにかかりつけの子の腹痛。これはノロウイルスなんかじゃなくて糞詰まりのようだった。浣腸でどかっと便が出たらスッキリして帰っていった。明日朝に予約を入れてあるというので、キャンセルしていいよと伝える。
閑だったので、完成したばかりの川崎市小児科医会会誌を拡げる。ドタバタして原稿を集めた割にはちゃんとした体裁に仕上がっている。全ページ読破。深瀬泰旦先生の「『児科必携』から小児伝染性疾患の変遷をさぐる」は読み応えがある。『児科必携』は明治時代に発行された本邦初の小児科ハンドブック。東大に小児科学教室が開設されたとき初代教授となった弘田長先生の編纂になるもので、この改訂過程を通じて本邦における感染症の認識の変遷をみるというもの。この一編で本冊子の格調は2ランクはアップしている。まことにありがたいこと。
1年で最後の当番がこういう平和な日でよかった、よかった。

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