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2006.11.16

百日咳

久しぶりに百日咳の患者さんを診た。5ヶ月の男の子。長く続く咳で、苦しそうだという。近くのクリニックにかっていたのだが、ちっともよくならないというので来たらしい。

見た目は苦しそうな呼吸でもなく平気そうだった。苦しい咳というので、こんな咳ですかと百日咳の典型的な咳込みを演じて見せた。あ、それ、そんな咳です、とお母さん。うーむ、と、診察にかかる。わざとおえってなるように舌圧子を使う。案の定、咳き込みが始まった。コンコンと止まらない咳。最後にヒューッと息を吸い込む笛吹音。あ、やっぱり百日咳みたい。血液検査でも典型的な百日咳のパターン。すでに5ヶ月を過ぎているので、咳き込んで息が止まって危険な状態になることは少ないと思うが、それでも結構な期間咳には苦しめられるだろう。抗菌薬を使い始めたけれど咳を止める作用はない。ひとたび罹ってしまうとこういう事になるので予防接種は大切である。この子も3ヶ月から3種混合を受けていれば5ヶ月で一期の3回は終了しているはず。百日咳に罹ることは防げなかったにしても、典型的な咳の症状には行かなかったと思われる。この近辺では3種混合を受けはじめる子の平均月齢は5ヶ月から6ヶ月というところだろうか。これではちょっと遅いのだと言うことを理解しておいて頂きたい。

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