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2006.10.18

よくわかる、こどもの医学

ご近所のかねこクリニックの金子光延先生から御著書「よくわかる、こどもの医学」(集英社新書)を贈られた。サブタイトルが「小児科医のハッピーアドバイス」とある。

一読しての感想。一言で言えば、すばらしくまっとうな小児科医の意見だ、ということ。この地域での小児医療のレベルアップのためにも大変貴重なご意見である。書かれてある内容についてはほぼ全面的に賛成。
発熱、「風邪」、咳、下痢、腹痛、インフルエンザ、など。基本的なスタンスにまったく異議はない。
例えばインフルエンザのところで、「まず、一番大事なこと。インフルエンザは基本的には薬を使わなくても自然に治ります。これをご理解頂きましょう。」とある。その通りなのである。
抗生剤の使い方にしてもしかり。血液検査でアレルギーかどうかなんてわからないと言うのもその通り。日頃私などが、言いたくて言い足りないところをうまく表現してある。説明の仕方もとっても上手。
お父さん、お母さんにお勧めの一冊と言うだけでなく、同業の方にも是非お勧めしたい。

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コメント

片岡先生

かねこクリニック 金子です。
私の本を過分にお褒めいただき、誠にありがとうございます。
おっしゃるとおり、小児科医ならばだれもが当たり前に考えている、または考えていなければいけないことしか書いていない本です。もちろん個々の診療には、それぞれの小児科医の個性があって当たり前ですから、違いがいろいろとあっていいと思っています。いろいろあるから、患者さんにもそれぞれにあった小児科医が選べるわけですから。
先生が日記にお書きになったように、実際「カゼ」って云わないで診療するのは、ほんとうに大変です。小児科医と患者さんの両方で病気の状態が正しく伝わっていれば、本当は呼び方なんかどうでもいいことなんですよね。
実はこの本を書くに際して、先生のHPをずいぶん参考にしているんです。こういう説明もあるなとか、診療の工夫などです。先生の患者さんやこのHPの読者なら先刻ご承知のことばっかりでしょうね、私の本は(笑)。それなのにお勧めいただいて、本当にありがとうございました。
HP上ですが、取り急ぎお礼まで。
失礼いたしました。

投稿: かねこクリニック | 2006.10.19 22:09

金子先生 どうもです
面白く読ませて頂きました。もう少し早く感想を書きたかったのですが、ぐずぐずしていて今頃になりました。こういう、啓蒙書はどう興味を持って読んでもらうかですよね。「つかみ」です。多くの読者をつかんでこられんことをお祈りします。
昨夜の急病センター当番でも感じたのですが、救急にかかる患者さんのお薬手帳。相変わらずため息です。お約束の抗生剤、テオドール+ザジテン(オノン)+ホクナリンテープでそれでも苦しかったら救急へ行って吸入ねと言うパターンなど。いや、頑張りましょうね。

投稿: 院長 | 2006.10.20 23:36

熱もなく食事もありますが寝てからすぐに首から上をあせをかくのですが病院にも相談いたしましたら熱がないのであればようすをみてくださいとのことでしたが何かの病気のまえぶりではありませんか

投稿: 叶田年和 | 2011.01.15 22:27

投稿: 叶田年和 | 2011.01.16 15:42

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