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2006.06.04

川崎病

今日は大学病院の内輪の学会があり出席してきた。勉強会と学会の中間くらいの性格の会で、年に2回程度の開催。今回が3回目という新しい会である。今回のテーマは「川崎病」。

ゲストで川崎富作先生が来られていた。私は午後の部から参加だったのだが、川崎先生は朝から来られていたようだ。この10年、川崎病を治療する現場から離れていると、浦島太郎とまでは行かないが世の中大いに変わっていることに驚く。私たちが川崎病に関わり始めた頃は、冠動脈瘤は超音波で診断できるぞ、え?ホントに、なんて事が学会での大きな話題だった。診断技術はあったいう間に進んで、治療もガンマグロブリンを一日で投与する方式が定着して、それなりに大きな進歩を遂げている。そんな中で、未だに病気の原因がわからない。来年は川崎先生が「アレルギー」誌に川崎病の原著を発表されて40年目に当たるそうだ。この40年、病因の仮説は星の数ほど出されたけれど、どれ一つみなが納得するものではなかった。
川崎先生は、この病気の原因がわかるまでは死ぬわけにはいかないとおっしゃる。まわりは、一刻も早く川崎病の病因解明をという。まあ、これは川崎先生の長寿を願うパラドックスである。

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