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2006.02.24

RSウイルスが増えている?

インフルエンザが下火になったのと前後してRSウイルス感染症が増えてきた印象。RSウイルスの検査はあまりやらないのでたまたま重なっただけかも知れないが。

今週になってRSウイルス検査陽性がすでに5名。怪しいと思って検査したのがほとんど陽性だから、実際の患者さんはもっと多いはず。生後3ヶ月以内の赤ちゃんや未熟児、心臓病の手術後などリスクの高い子どもに多い。というか、そういう子どもを中心に検査しているのでそういう結果になる。今は未熟児だったり、心臓病の術後だったりすると抗RSウィルスヒト化モノクローナル抗体(シナジス)というものを注射する。これはRSウイルスに対する抗体を遺伝子組み換え技術で作ったもの。RSウイルスの流行期には毎月注射する。そんなもの効くのかなあというのが当初の感想だったが、シナジスを注射している子はRSウイルスが検出されても症状は本当に軽い。鼻水と咳がちょっと。リスクファクターが無ければまず検査しないだろうというくらいの症状。それに比べて、シナジスを打っていない普通の赤ちゃんは喘鳴が強かったり、眠れなかったりで症状がきつい。夜中の急変が心配なのでカルテのコピーを持ってもらっていつでも救急に駆け込めるようにしてある。これも、そういう患者さんだけを検査しているので当たり前と言えば当たり前。別にシナジスの効果を示すものではないな、と勝手に納得。

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コメント

子どものシナジスの情報を探していて読ましていただきました。参考にさせていただきます。

投稿: 佐藤 | 2011.02.10 21:06

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