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2006.02.20

市立多摩病院

小児救急の集まりがあり、2月1日にオープンした市立多摩病院の小児科の現況を聞くことができた。

開院20日で早くも盛況のようだ。と言っても、盛況なのは救急外来。24時間365日の救急を看板にしてオープンしたわけで、初日からかなりの患者さんが救急に押し寄せている。平日夜間で20名、休日で40−50名というから、これから先相当忙しくなりそうだ。準夜帯は小児科2名体制、これを8名で回すというのは大変。4月から10名になるそうなので何とか落ち着くと言ったところだろうか。病棟は32床のところを現状は20床稼働とのこと。入院患者も順調に増えているようで大半が救急外来経由の入院だそうだ。
この市立多摩病院小児科が初期救急を診ることにあちこちから雑音が聞こえてくる。多摩病院は2次救急に徹すべきで1次救急は小児急病センターが診るべきというもの。初期救急から全部みていたら多摩病院のドクターの勤務は大変なことになるというのが表向き最大の理由。だがものごとはそう単純ではない。たった一駅、徒歩15分くらいの距離に小児急病センターがある。小児科医2人体制で入院ベッドを持った救急と本当に急を要する患者が来たら転送するしかない急病センターでは勝負は明らかだ。半年後の患者数の差をみればわかるはず。その時小児急病センターはどうなるか、困るのは誰か。
行政の中でもこの競合問題は決着していないらしい。縦割り行政の最たるところ。同じ市の運営と言っても多摩病院と小児急病センターは管轄する部署が違うのだそうだ。

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» そりゃそうだよね。小児科激減 [スマイリーブログ]
 日本小児科学界の調査で3年前に較べて大学の医局や関連病院で小児科医になる人が半減していることがわかりました。いやー子育て支援や母親支援を考えると頼りになる小児科の先生の数が減ってしまうというのは困りますねぇ。  しかし世間を見れば少子化の話題があふれています。そう考えれば、あえて小児科医になろうなんて人が少なくなるのは自然の摂理なんでしょうかね。ただここでは、大学病院や大学の関連病院で小児科医になった人の数が調査対象になっていましたので、それではそれ以外の施設で働く小児科医の数は、どうなんで... [続きを読む]

受信: 2006.02.21 21:49

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