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2006.01.30

電子カルテの試練

インフルエンザ急増の月曜日。午前中は電子カルテ導入以来最大の患者数となってその真価が問われることになった。

電子カルテにしてよかったと思うのが「家族検索」機能。「先週お兄ちゃんがインフルエンザで、、、」という話だとすぐメニューバーの「家族検索」ボタンを押す。家族登録されている一覧がポップアップする。そこでお兄ちゃんをダブルクリック。お兄ちゃんのカルテが開く。複数のカルテを同時に開けるので弟のカルテを終了させる必要はない。これまでだとナースに「お兄ちゃんのカルテ持ってきて」と叫んで、受付で診察券番号を調べて、カルテ棚に取りに行くという作業が必要だった。複数のカルテを同時に開いておける機能を持った電子カルテというのは実はあまり多くない。たいてい新しいカルテを開こうとすると今開いているカルテは閉じないといけない。
インフルエンザの迅速検査をしていったん待合い室に戻って待ってもらう場合はカルテは閉じないで「ドック」に格納しておく。結果が出たらドック内のカルテアイコンをクリックして直前の状態のカルテを呼び出す。これも便利な使い方である。検査待ちが何人いるかも一目でわかる。こうして常時2-4人分のカルテがドックに納まっているのだが、そういう時に電子カルテが落ちたりしたら目も当てられない。WINEStyleの前のバージョンでは何度かそういう目にあって、おっかなびっくりだったのだが新バージョンBeaujolaisになってからは一度も落ちない。
兄弟3人の診察だと3人分のカルテを同時に開いて、時々ウラで開いているカルテを見たり、同じ記載をするのならコピー&ペーストですませたりする。経過の話も上の子の話をしていたのが途中で、あ、その前に下の子が熱を出していて、なんて飛んでいってもちゃんと対応できるのである。カルテを取り違えては行けないのは紙カルテと同じ。カルテの「枠」の部分にいつも名前と年齢が表示されているので紙カルテより間違えにくいのではないか。
インフルエンザのように家族単位の受診が多い時はなかなか使えるぞ、という感触だ。

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コメント

電子情報ならではの強み、という感じですね。
もう紙には戻れない、というところでしょうか。
文章は、手書きから電子情報になって変わったと言われます。作家も文体が変わった、なんて一時期よく言われました。
カルテの記述内容は変わらないものなのですか?

投稿: Naoi | 2006.01.31 10:54

電子カルテになれば記載だけじゃなくて診療スタイルも変わりますね。私の場合、以前より話を聞くようになったように思います。というのは、聞くべき項目を順番にクリックしていかないと進まない仕組みになっているから(^^)
紙カルテでよく書いていたサイバラ風の似顔絵スケッチが電子カルテではうまく描けないのが残念なところ。ペンタブレットをうまく使いこなせていないのです。

投稿: 院長 | 2006.01.31 23:34

なるほど。思わぬ効果もあるということですね。
タブレットはそのうち、普通のペンのように書けるようになるんじゃないかと思います。毎日触れていてば、馴染みますよ、きっと。

投稿: Naoi | 2006.02.01 09:09

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