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2005.12.09

RSから無事生還

2週間ほど前にRSウイルス感染で入院した患者さんが無事退院して今日クリニックにやってきた。病院小児科が満床で5軒目にやっと取ってもらえた1歳児。もう、喘鳴もなくけろっとしていた。

今だから言うけれど、この子が夕方駆け込んできたときは少々焦った。肩で息をして、陥没呼吸もある。顔色が悪くチアノーゼがある。パルスオキシメータで酸素飽和度をはかると86−88%。入院先の病院を探す間は処置室で酸素をかがせた。RSウイルス感染症だということはその前の診察でわかっていたのだが、1歳を越えていて元気があったので自宅で様子を見ることにしていた。この年齢の子がここまで悪くなるのは「想定外」だった。
送り先の病院からの返事ではRSウイルス感染に細菌性肺炎を合併していたということだった。幸い人工呼吸管理というところまではいかず、酸素テントと点滴で回復した。
最近こういうヒヤヒヤが続くので滅入っているのだが、こうして無事退院してきてくれると荷物を一つ降ろしたようでほっとする。こうした危険なケースを前もってどう見抜くかというのがこれからの課題。何でもかんでも大騒ぎすればよいというものでもない。

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