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2005.11.25

小児科は満床

昨日RSウイルスが大流行と書いたばかりだが、そのせいか市内の病院小児科のベッドはどこも満床のようだ。

午前中の早い時間に5ヶ月の赤ちゃんが喘鳴と呼吸困難できた。RSウイルス検査陽性。当然のことながら吸入ではよくならない。明日遠出する予定なのですが行けますか、というのが親御さんの心配なのだが、これは遠出どころか、即刻入院を勧めた。この時点ではふだんお願いしている病院で受けてもらえた。夕方には、1歳3ヶ月の子どもさん、昨日にRSウイルス陽性がわかっていた。今日はぐったりして呼吸も苦しく顔色も悪いということで再来。1歳を過ぎているのでRSでも何とか切り抜けられるだろうと思っていたのだが、そうはいかないようだ。これも入院と電話をかけるが朝に受けてもらった病院はRS部屋が満員だという。市内の病院を次々に当たるが、どこも満床。やっと5軒目で受け入れ先が見つかった。この間の30-40分、病院との交渉は医者がやらないとらちがあかないので電話をはなせない。こちらのいらいらは募る一方で、診察待ち列がどんどんふくらんでいく。参ったなあ。
病院の地図を受け取って出て行く親御さんを横目で見送りながら、遅れを取り戻すべくせっせと診療を再開。最後の一人を送り出してもうおしまいと思って一息ついたら、予約時間を間違えてきました、という患者さんが一人。まあ、仕方ないか、、、。
他にもクループでちょっときつそうな子がいたが、これはステロイド内服でいくことに。RSウイルスの検査はやれば皆陽性、このキットおかしいんちゃうかと思うくらい。あっという間に一箱を消費する。先日ちょんぼした問屋さんが、RSウイルス診断キットを届けにきた。これで何とか明日も間に合うのだが、診断がついても受けてくれる病院が無いのではどうしようもない。
小児科のベッドというのはこういうもので、暇なときはガラガラ、忙しくなるとあっという間にいっぱいになってにっちもさっちもいかなくなる。だから、閑な季節に管理者が空床のことをぐじぐじ言うなっていつも思うのだ。閑散期に病床や人員を減らせば、繁忙期にくる患者を受けられなくなり、結果として来るべき患者も来なくなる。病棟の規模は縮小再生産のデフレスパイラルに陥って、いざというときに病床はありませんということになる。
これからまだインフルエンザも来るわけで、そういうときのために病院小児科の体力を温存しておいてもらわないといけない。
さあ、明日はどうしよう。

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