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2005.11.02

RSウイルス

風邪の原因ウイルスは400種類だとか800種類だとか言われているが、その中で、ちょっとしつこい風邪の原因になるRSウイルスがある。幼児以上だとちょっとしつこい風邪ですむが、赤ちゃん、特に3ヶ月以下や未熟児で生まれた赤ちゃん、心臓や肺に病気のある赤ちゃんでは命取りになる危険もある。

先月あたりからこのRSウイルス感染を見かけるようになった。年中あるとは言えやはり冬場に向かうと増えてくる。
今日も一人。9ヶ月の男の子。発熱、咳、鼻水、喘鳴。この喘鳴が特徴で、急にひどくなって呼吸困難になったり呼吸が止まってしまうこともある。鼻水を検査すると10分くらいでRSウイルスかどうかの結果がでる。9ヶ月くらいまでくるとそう苦しそうでなくて、ちょっとぜいぜいする風邪、くらいで何とかなる。
この一ヶ月で言うと感染経路はみな保育園。風邪くらいではなかなか休ませたくないというのが多くの親の気持ちだろう。熱が下がればすぐにでも保育園にやりたい。だがこのRSウイルス、もし入院となったら隔離部屋への入院となる。感染したら命取りになるかも知れない入院患者さんもいるからだ。だから、保育園もできたら少し長めに休んで欲しいのだが、RSウイルスとわからないで出てきている子どももたくさんいる。検査してわかってしまった子どもだけ出席停止というのも何か不公平だ。この検査、インフルエンザの検査と違って健康保険が適用されない。検査してもクリニックの持ち出しとなる。だから、診療所レベルではあまり行われていないのが現状だ。
まずは保険が使えるようになってほしいのだが、医療費削減が大きなテーマだという小泉内閣ではなかなか難しそう。老人医療費から見たらこんなもの保険適応にしても財政負担は微々たるものだと思うのだが。

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