電子カルテ導入記その25
新しいシステムでの初めてのレセプト出力。データのチェックも前々から少しずつやっていたこともあってスムースにいった。
入力さえきちんとできていればレセプトは楽勝と思われた。もちろん、公費の枚数が総括表とあわないというようなトラブルはあるが、以前のシステムもこういうことはいつもあったので仕方ないかなと、寛容な態度である。
問題なのは今日から切り替えた3歳未満の医療費の計算法。ORCAの業者さんには事前に連絡してあって、10月1日から「出来高制」に自動的に切り替わることになっていた。ところが、診療を始めてみたらどうも切り替わっていない。窓口で切り替えようとしてもがんとして「包括制」だと言って受け付けない。カスタマー窓口に電話しても「包括制から切り替え?誰が決めたんですか」みたいな対応。全くわかっていない人がたまたま休日出勤して間違って電話を取ってしまったということなのだろうか。すぐの解決は無理とあきらめて、3歳未満の方で窓口支払いのある人は手計算の会計、支払いのない人は会計をしないで帰ってもらった。診療が終わったころにWINEStyleのYさんが設定をいじってくれて何とか「出来高制」に変更できたが、この事態全くの「想定外」。
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