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2005.08.15

同窓会2題

帰省中に中学高校の同窓会とサッカー部のOB会にでた。年をとると後ろに目が行くようになるのは仕方ないことなのかもしれない。

ground同窓会の一次会は30数年前の校舎とは全く姿を変えている母校で。あの頃の施設で残っているのはプールの一部だけだと今は副校長をしている2年後輩のK先生が説明してくれた。夏休みというと学園祭の準備で毎日遅くまでこもっていた講堂も取り壊されて体育館に生まれ変わっている。講堂は無くなっていたが学園祭の準備は今も変わらず夏休みの事業、校門のアーチが姿を現していた。
生徒食堂もカフェテリア風になっていて、昔の具のない焼きそば、きつねうどん、カレーライスだけのものとは違っている。これなら弁当はいらない。ここで缶ビールで乾杯。

toukae 2次会は若草山の麓にあるフレンチレストランで。こんなところが奈良にあるとは思いもよらなかった。奈良公園が一望に見渡せるテラスが売り物で、春日大社の万灯籠にあわせて始まったという「なら燈火会」が見渡せる。小さなろうそくの光が無数に広がっている景色はなかなか幻想的である。
帰りは奈良公園のろうそくショー(なんて書くと怪しい雰囲気になるが)を横切って浮見堂経由で駅まで出る。この道は学校の帰り道でもありデートコースでもあった。ピアニストのKさん宅へ20人ほどで押しかけて3次会になる。最近新築したというお宅は小さなコンサートもできるというピアノ室があって、スタインウェイとベーゼンドルファーのグランドピアノが並んでいる。ここなら酔っぱらいが20人いて騒いでもまず大丈夫。
このあたりでは何を話したのか記憶がとぎれとぎれ。深夜遅くにカミサンの実家にたどり着いただが、翌朝起きたときはどこにいるのか一瞬わからずに焦った。
自分の記憶からは完全に無くなっていた話もあった。高校3年になる前の春休み、サッカー部は県大会で優勝して近畿大会に出場した。この大会が修学旅行と重なってサッカー部は修学旅行に行けなかった。ところが私と今は丸の内で法律事務所をやっているMは修学旅行に行ったというのである。確かに修学旅行で九州に行った覚えがあるのだが。私がサッカー部で練習にでていたのは高2の夏まで。夏休みは学園祭の演劇の準備一色だった。その後は騒然とした世の中の流れにくっついて、冬には東大安田講堂の攻防戦、その後の春休みだからもうサッカー部とはほとんど縁がなかったと思う。近畿大会出場を決めた秋の県大会にも出ていないはず。
翌日に出席したサッカー部のOB会では1年後輩に私たちが抜けたことを感謝された。私が抜けて強くなったのは確かだな。その夏もサッカー部は県大会で優勝してインターハイに出場した。サッカー後進県ならではの話ではある。
記憶というのは選択的に残されるということなのだ。

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