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2005.08.03

電子カルテ導入記その11

今のところ電子カルテWINEStyleに触っているのは院長だけ。受付スタッフは会計システムORCAを現行のレセコンと並行してテスト入力している。このORCAの評判がすこぶる悪い。

一つのシステムになれたスタッフが新しいシステムにも対応しなくてはいけないと言われても、なれている方が楽に決まっている。10年近くそれなりに紆余曲折はあっても何とか動いてきたシステムである。今の診療体制にあわせてこなれてはいる。これを別のシステムに変えようと言うわけだからよほどそのシステムが今のシステムより優れていないと移行の努力へのインセンティブにはならない。
医事会計が電子カルテと繋がれば新患の個人情報入力以外はみな電子カルテで済んでしまうので受付がやる仕事は激減するはずというのが当初のもくろみ。ところがそうは問屋が卸しません。今までできていたことができなくなってしまう事態が続出する。
3歳以下のいわゆる「マルメ」ではどういう検査や処置をしても保険の点数は定額で決まっている。今までも診療の記録として実施した検査や投薬や処置などは全部レセコンに入力してきた。レセコンはすべてを記録として残すが請求金額として表示するのは定額で決まった点数だけである。ところが、ORCAはマルメの「小児科外来診療料」以外の項目が送られてくると受け付けてくれない。それ以外の項目は「手動」で「delete」キーを使って一文字ずつ消さなくてはいけない。
入力画面を一度に削除したいと思っても画面全体を削除するコマンドがない。コードの欄をやはり一文字ずつdeleteして最後にenterをおさないといけない。今までなら一発でできていたことだ。
公費負担の情報が会計に反映されないというのはとんでもないこと。これはORCAが最新バージョンになってからの「バグ」という説明なのだが、だったらすぐに何とかしろよと言いたいところ。これで実際に診療しているところはどうしているのだと言いたい。そうか、バージョンダウンして使っているのだ、きっと。

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