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2005.07.20

電子カルテ導入記その5

電位カルテのセットアップのために午後の時間を空けていたのだが、業者さんの方の作業が手間取っているようで今日の予定はキャンセルとなる。データのコンバートに手こずっているようだ。

新しいシステムになってこれまでの情報が全く入っていなかったら来た患者さん全員が「初診」となってカルテを一から作り直さなくては行けない。新規開業ならこれでいいが途中からの乗り換えではどこまでカルテ情報を移行できるかがスムースな移行のポイントである。1万件以上のデータがあるのでこれを手動で移していたのでは話にならない。一気に自動でダァーッとやってしまう方法を考えないといけない。
今使っている医事コンピュータから患者さんの「頭書き情報」を新しいシステムに流し込む。言うのは簡単なのだがこれがなかなかのくせ者。現行のシステムからの情報はカンマ区切りのテキストで書き出せる。ここまでは私の仕事。
受け取った方ではこれを新しいシステムのフォーマットに従って並べ替えて流し込む。ところが同じ事柄でもフォーマットが微妙に違う。たとえば保険証の記号番号。保険者番号は全部数字だから問題はない。政府管掌保健の被保険者記号番号は「渋 あほか 111」のようになっている。ここで「渋」と「あほか」は「記号」で「111」は「番号」。「渋」は「渋谷社会保険事務所」の略なので理解可能だがひらがな3文字はどういうつもりなのかよくわからない。時に声に出すのがはばかられる3文字の組み合わせになることもある。このために恥ずかしくて保険証を出せないという知り合いもいるくらいだ。今使っているシステムではこれを「渋 あほか 111」と一つのフィールドにスペースで区切って記入してある。入力者の癖でスペースは全角だったり半角だったりする。組合健保だと「123 12345」という具合なので区切りは半角スペース。一方流し込む側のフォーマットは「記号」のフィールドと「番号」のフィールドに分かれている。「記号 記号 番号」を「記号」と「番号」のフィールドに分けて入れなくてはならないのだ。
生年月日も今のシステムはどういう訳か「元号」「元号年」「月」「日」と4つのフィールドに分かれている。新しいシステムの方は「2005.07.20」という日付フォーマットの文字列だけのフィールド。これは元号を西暦に変換して一つのフィールドにする訳で、まあできそうだけれど、大変だね。
というわけで業者さんの奮闘を期待しているのだが、こう遅れてくると8月1日の使用開始のデッドラインが心配になってくる。なんと言っても私も慣れないといけないし受付や看護婦さんたちも慣れないといけない。
空っぽのシステムをいじっていても練習にもならない。

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