« 熱中症の講演 | トップページ | 電子カルテ導入記その3 »

2005.06.28

ヘルパンギーナ?!

先週から続いてヘルパンギーナが多い。ヘルパンギーナとわかれば少々熱が高くても、のどが痛くて食欲がなくてもそのうち治るからと気楽な対応ですむ。ところが、時々微妙な判断を求められることがある。

昨夜からの高熱の11ヶ月の赤ちゃん。今朝、ある病院の小児科にかかった。「風邪」という診断で抗菌剤と解熱剤の座薬が出た。夕方になってまだ熱が下がらないということでクリニックにやってきた。いつもなら、そんなに熱がすぐに下がるわけでもないといってお引き取り願うところ。ところが、来るからには事情がある。明日朝から1ヶ月海外に連れて行くことになっているという。飛行時間は18時間。それは、大変。
のどを見たらヘルパンギーナのようだが、典型的な水疱のつぶれた口内炎はない。血液検査をする。白血球18000、、、CRP 1.8。まあ、ウイルス感染の様でもあるし、ひょっとしたら細菌感染かもという値。アデノウイルスはどうじゃ!と、迅速検査、、、陰性。
というわけで、見た目はヘルパンギーナの可能性が高いのだけど、もしそうなら今夜のうちに熱が下がる。それなら連れて行って大丈夫、朝の時点で熱があったらフライトはあきらめましょう。どうせ、もうキャンセルは効かないのだし、今決めても明日決めても同じというお話をした。とにかく、高熱のまま飛行機に乗せるのだけはやめてもらうことにした。
内心は、ヘルパンギーナで今夜のうちに熱が下がると思っているのだが、さあどうだろうか。

|

« 熱中症の講演 | トップページ | 電子カルテ導入記その3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4860/4749935

この記事へのトラックバック一覧です: ヘルパンギーナ?!:

« 熱中症の講演 | トップページ | 電子カルテ導入記その3 »