« ロタとインフルエンザ | トップページ | カレー部例会「ルソイ」 »

2005.04.13

学校検診

またまた春になって学校検診の季節。現在園医・校医を引き受けているのが、公立中学1校、私立幼稚園1園、公立保育園1園、他に私立無認可園2園の検診のみを引き受けている。公立保育園は1週おきに検診に行くので季節行事ではないが中学と幼稚園は4月5月に集中する。

第一弾が中学の検診。全校生徒840人を内科校医一人で見る。例年水曜日の午後に3回、一回で一学年をめどにしている。その他に休んでいた生徒のために予備が一回。一度に7−8クラスを見る。中学生を診るために聴診器を成人用のリットマン・カーディオロジーIIIにしたらきつくて耳の痛いこと。
昔と違って今はプライバシー保護を念頭に置いた体制で行わないといけない。男子ならともかく女子を上半身を裸にして並ばせるなどとんでもない。女子は体操着一枚にしてカーテンの中に呼び込んで、診察の時に養護教諭が上にまくるのが精一杯。
今年、学校検診について注意書きが廻ってきた。脊柱側弯のチェックをきちんとやるようにということだ。上半身を裸にして前屈させて後ろから背骨をチェックしろという。こういうお達しを出す人に言ってあげたい。あんた、やれるものなら自分でやってみなさい。だいたい、思春期に発見される側彎症で本人も周囲も気づかない程度のものを一生懸命検診で見つけるメリットがどこにある。成長が止まれば側彎も進行しない。ある程度の側彎なら背中をちらっと見たらわかるし、そういうのはすでに治療のレールに乗っている。
検診が形だけにならないようにと言うのだろうが、そもそも胸部を聴診することにしてもどれほどの意味があるのか考えた方がいい。心臓病の発見と言っても全員に心音図と心電図の「心臓検診」もしているわけで、二度手間としか言いようがない。

|

« ロタとインフルエンザ | トップページ | カレー部例会「ルソイ」 »

コメント

側彎症に特化したブログを発信しています。もし参考にしていただけますと幸いなのですが。

投稿: august03 | 2008.04.01 00:59

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4860/3697470

この記事へのトラックバック一覧です: 学校検診:

« ロタとインフルエンザ | トップページ | カレー部例会「ルソイ」 »