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2005.01.26

「救命病棟24時」突っ込み所

「救命病棟24時」の第3回を見る。3回とも娘と一緒に見ているような。息子は学年末試験で青息吐息、テレビどころではないようだ。

今回のキーワードは「クラッシュ症候群」。広い範囲で筋肉が壊れると、筋肉組織が血液中に流れ出して腎臓がやられて腎不全になり、心停止に至る。阪神大震災で大けがをしたひとに多発して注目されるようになった。
このクラッシュ症候群をおこした人が「東都中央病院」で2名出たのである。ひとりは主人公進藤医師(江口洋介)が「たまたま」通りがかって獅子奮迅の救急医療をおこなった医院の院長夫人。がれきの下敷きになって足を骨折した夫人をつれて進藤医師がたどり着いたところが「東都中央病院」。そこではかつて進藤医師が指導した松嶋菜々子医師が活躍中、劇的な再会。松島菜々子医師の下で働く研修医はなんと担ぎ込まれた院長夫人の息子。なんという奇遇。もうひとりの患者はというと、代議士夫人。こちらも進藤医師が「たまたま」診察して「軽症」だから自力で病院に行きなさいと「トリアージ」した患者。偶然にも「東都中央病院」にたどり着いて集中治療室にいる。大勢の外傷患者が押し寄せている中、どういうわけか、この二人が直ちに血液透析が必要なクラッシュ症候群と診断される。
話の展開が「南総里見八犬伝」ばりのご都合主義。松島菜々子医師の恋人石黒賢が大けがをして東都中央病院に運ばれなかったのは奇跡とも言える。
東都中央病院では血液透析ができない状態になっていて、ヘリで透析ができる病院に運ばなくてはならない。一刻の猶予もない。だが、災害のまっただ中、ヘリは出払って患者を運ぶことはできない。さあ、どうする。というところで、読めたと思った。娘に、これはね、二人とも足に大けがをしているという設定が伏線なんだよと知ったかぶりをする。腹部外傷がないので腹膜透析ができる。進藤医師は、ヘリが来ない、助けるには腹膜透析しかないと、腹腔チューブを入れるに違いない。と、思って見ていたら、何とヘリが飛んで来た。それはないでしょ。あのヘリ、どうしたのよ。みんな断られていたじゃないですか。
だいたいクラッシュ症候群を起こすような外傷なら止血も不十分。そんな患者にいきなりヘパリンぶち込んで血液透析したら、出血して大変じゃないか。腹部外傷がないのならまずは腹膜透析だろう。いくらぶっ壊れた病院でも倉庫にペリソリタくらいあるんじゃないか。と、ついドラマの展開には関係のないところで怒ってしまうのであった。

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 朝の最低気温は0.7℃。風がおさまったせいか、はじめはさほど寒さを感じなかった [続きを読む]

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