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2004.12.23

Niftyの15年

先日@niftyから契約期間が15年になりましたというメールがきた。ココログはちょうど1年。この間、パソコンと通信の環境は大きく変わった。私の生活も変わった。

PC9801という当時全盛の国産パソコンを買ったのは16−7年前だろうか。理系電気少年としては出遅れだった。興味はあったが金がなかった。「松」とか「桐」とかでなにやらやっていた記憶があるのだが、そのころのデータはもう何も残っていない。医局で隣席のS先生は私にとってはパソコンの先生でいろいろ表技、裏技を教えてくれた。医局の電話線にこっそりモデムをつないで「ぴぃ〜ぎゃ〜」という音を気にしながらなにやらごそごそやっている。今考えてみるとあれははた迷惑だったな。救急室からのコールも話し中になったりしたはず。何をやってるのかのぞき込むと、「パソコン通信」だという。救急医療や新生児医療の情報交換をやっているらしい。ある時通信記録(ログ)の一部を見せてくれた。それはマスターネットというネットの「カレーライスが好きっ!」という電子会議室だった。どこそこのカレーが旨いとか、老舗某店のカレーの秘密とか、そういう話題が活発に交わされていて、この話題に参加しない手はないぞとパソコン通信をする決心をした。カレーの会議室に参加するためにマスターネットに加入した。モデムは最新型の2400bpsを購入。マスターネットはマイナーだったので参加者も少なかったし、すったもんだして繋がるようになった頃にはカレーの話題は終わっていた。そこで大手のNiftyserveに加入した。この頃パソコン通信大手といえばPC-VANとNiftyserve。繋がりやすいといわれたNiftyserveを選んだ。こうしてNiftyとのつきあいが始まって15年というわけだ。パソコンはエプソンのPC-286LEというハードディスク付きのものになり、その後MacintoshのPowerBook 140が発売されてMacユーザーとなった。
医療関係のフォーラムに顔を出して、そこで新しい知り合いができ、新しい情報に接した。Niftyserveのフォーラムはクローズドが原則でハンドルを使うが素性はわかる。そういう安心感もあった。マラソンを始めたときにNiftyserveにマラソン関連のフォーラムがあることを知った。そのころ「パソコン通信」といえば「オタク」「暗い」「友達いない」というのが世間的評価だった。マラソンが趣味というとこれまた「暗い」「友達いないんじゃない」という評価。この二つが一緒になった集団とはいかなるものだろうか。ところがこれがおもしろかった。大会もこのフォーラムの名前で参加登録して、レース後は「オフ会」と称して飲み会をやる。これが生活の一部になって今も続いている。
フォーラム自体はインターネットのメーリングリスト、掲示板、そして今流行りのブログと使い勝手のいいものに取って代わられてしまった。
Niftyの「パソコン通信」は来年の3月でサービスを停止するという。お世話になったフォーラムも一緒に幕を下ろす。最近はほとんどアクセスすることもなくなっていたのだが、なくなるとなると少し寂しい。勝手なものだ。

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» 2004.12.13 朝、いろいろ [PICO's diary]
 きのうの雨もあがって快晴。冷え込みもなく気持ちのいい朝。いつもの緑地では落ち葉 [続きを読む]

受信: 2004.12.24 09:50

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