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2004.11.29

小児科縮小の話

今日「川崎市の小児救急を考える会」という集まりがあった。市内の病院小児科の代表、医師会、小児科医会、市の担当者などがメンバーである。
この会の話題はいつも景気の悪い話ばかりである。たくさん救急患者が来たら、これは具合が悪い何とかしなくては、ということで繁盛は禁物。かといって、救急も閑で病棟もガラガラというとこれまた景気が悪い。

市内には毎日小児科の当直医がいる病院が7カ所ある。このほかに毎日小児科の当直医がいるわけではないが小児科の入院ベッドのある病院2カ所を加えて「2次輪番」を組んでいる。各曜日で輪番の病院が2カ所決まっている。この輪番病院のうち毎日当直医のいるKR病院は医師が減って来年の4月以降毎日の当直はおけなくなる。ST病院は来年の9月以降病院建てかえのため病棟がなくなるという。建てかえたら小児科は縮小される。IN病院は小児科の定員が減ったうえに病院の移転話もでている。先行きどうなるかわからない。これまで曲がりなりにも回ってきた「小児救急体制」がこのままでは破綻ということにもなりかねない。来年9月までは何とかやりくりができるということなのだが、その後の見通しが立たない。
先日の当番の時、急病センターからの入院依頼を2カ所の2次輪番病院に断られた現状から考えても、これ以上2次病院の状況が悪化したら「小児急病センター」などの「1次救急」も立ちゆかなくなる。川崎はまだ恵まれている方だという認識は改めないといけないようだ。

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