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2004.09.10

救急の日

9月9日は「救急の日」、チャーシュー丼のことを書いていたら、一日出遅れてしまった。

何年か前まで、この日にクリニックの救急訓練を行っていた。クリニックで起きる救急というと、予防接種などで起きるショックがまず頭に浮かぶ。接種が終わって待合室に戻ったこどもの様子がおかしいことに受付が気づいたという状況設定。顔に色がない、呼吸をしていない!看護婦がこどもに見立てた人形を抱えて処置室に飛び込む、酸素!マスク!血管確保!、、受付はこの間に救急車を呼ぶ、というような手順。さすがに人形を使ってまでの訓練はしなくなったが、こういうことは忘れた頃にやってくる。緊急の薬剤や酸素などのチェックと手順の確認だけは定期的にしておかないといざというときに役に立たない。予防接種のこうした事故はロシアンルーレットみたいなもので、誰かがいつか悪いくじを引く。何十万、何百万回に一度という確率だが、絶対に当たらないとは言えない。これはいくら予診を丁寧にやっても避けることはできない。だがその場の処置をうまくやれば万一起こったとしてもなんとか切り抜けるチャンスはある。そのために備えておけということである。
今、救急ということで話題になっているのが「自動体外式除細動機(AED)」。心筋梗塞などの発作直後の死因は心室細動であることが多い。このとき電気ショックを与えると心室細動を止めることができる。「自動」というのは器械の方で「心室細動」を察知して電流を流してくれるということ。あらゆるところにこの電気ショックの除細動機を備えておいて、いざというときに誰でも使えるようにしようという運動がある。医師会の斡旋でうちにも売り込みに来たが、このときは購入する気にはなれなかった。心臓死が欧米の数分の一である日本ではコストパフォーマンスが悪すぎると思ったからなのだが、ワクチンの事故に比べたら遭遇する確率は桁違いに高いはず。やはりこちらの方も備えるべきか。

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