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2004.07.06

長引く熱

「夏かぜ」が多くないので「異変」ではないかとちょっと前に書いた。そうそう異変など起こるわけもなく、「ヘルパンギーナ」も「手足口病」もそこそこ増えてきた。例年より少し遅いだけ。「咽頭結膜熱」はマスコミで騒がれるほど多いるわけではない。それより、やけに長く熱が続くこどもが目立つ。

咽頭結膜熱(プール熱)は高熱が4−5日続く。これは迅速診断キットがあるので症状と併せてみればまず診断はつく。今問題なのは、血液検査ではウイルス感染と思われるが5日、6日と夜の発熱がつづく例。明日には下がる、明日には下がるといいながらちっとも下がらない。本人は元気なのであまり心配はしないが今のところ原因不明。ゼロ歳児で発熱、咳、喘鳴がある例。白血球も多めでつい抗生剤を使いたくなるが、炎症反応は4日目でも5日目でも陰性。もしやと思って今日RSウイルスの検査をしてみたら陽性。夏場もRSウイルス感染症はあるのだということがわかる。とはいえ、長引く乳児の熱、喘鳴でRSウイルスが陽性にでたのはこのケースだけ。他にもまだこういうウイルスがいるはず。最近話題になっているのにhMPV(ヒューマン・メタ・ニューモ・ウイルス)というウイルスがある。耳慣れないひびきだが、小児の気道感染症の原因ウイルスとしてはかなり多いものだという。気管支炎・肺炎を起こして熱が5日くらい続くようだ。今のところ簡単な診断法がないのでクリニックレベルでの診断は難しい。

この名前を初めて聞いたときは、「hな目的に使えるMPV(Multi Purpose Vehicle)」(?)、、「hなMPV(Multi Photo/Video)」(?)、、なんて。そのうち耳慣れるだろう。

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