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2004.07.28

同年代の死

Webのニュースで中島らも氏が亡くなったことを知った。同い年だ。先週には高校時代の友人Mが死んだ。

この二人に共通していたのは「酒」だった。中島らも氏は酔っぱらって階段から落ちて亡くなったという。いかにも氏らしい亡くなり方だ。そうか、やっぱりなと。「今夜、すべてのバーで」を読んだとき、自分はアル中にはならないという確信を持った。飲み方が違うのだ。Mの飲み方は病的だった。8年前、久しぶりにあったとき、昼から飲み始めてこちらは夜の9時頃にはつきあいきれなくて別れた。Mはひとりで次の店に行った。6年前、父の葬儀の時に会ったのが最後だった。奥さんと二人夜遅くやってきた。酒をやめて出直すと言うようなことを言って帰っていった。奥さんに無理矢理連れてこられたような感じだった。入院もしたようだった。その後別れたという話は奥さんの名前で戻ってきた年賀状で知った。Mからの音信は途絶えた。亡くなったと聞いたときは、だから、アルコールだと思った。肺ガンだったそうだ。これは意外だったが、そういえばタバコもやめてなかった。死因は肺ガンだとしても、私にはMはアルコールで亡んだのだとしか思えない。
同い年が亡くなるというのはこたえる。

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コメント

私の従兄弟も肺がんで亡くなった。入院してもベットの上でタバコを吸っていた。人生90歳の時代に取り残された奥さんは30年以上一人でこれから生きていくことを考えると、伴侶に対し無責任だなと思う。「かっこよくタバコをうまそうにくゆらせている」なんてカッコワリー!。同じく同僚で深酒で体をこわした者が2人、なくなった者一人。酒を浴びるように飲むのがバンカラでかっこ良いとでも思っているのか?。そのような酒を飲む人は、カウンセラーか精神科にかかった方がよいのだろうが、今の日本では、むしろそっちのほうがタブーになっている。体を動かして汗をかけば少しは現実的になるのになーと思う今日この頃です。
PS:医療機器メーカー、アロカさんの展示会に行ってきました。心臓の弁が悪いと画面上にカラーで表示される機械や、放射線測定箱のような物など面白そうな機械(とても高価)ばかりで面食らいました。
昨日の織田フィールドはガラガラにすいていました。私たちは5kmタイムアタック。トコトコ20分ジャスト。

投稿: shimo | 2004.07.29 11:42

shimoさん、こんにちは。
ここ2週間織田はお休みです。来週はたぶん出席。5km20分は尊敬です。
酒は○違い水とも百薬の長とも言いますが、タバコは害の方ばかりですね。せいぜい「動くアクセサリー」。昔は一晩にロングピース2箱すっちまった、なんて不健康を自慢し合ったものですが、さすがに止めました。死んだ友人は入院したあとも「アルコール依存症だとは言われたけど、アル中じゃない」などと訳のわからない言い訳をしてました。中島らもの「お酒がご飯で薬がおかず」というのも不健康自慢の最たるものですねえ。

投稿: 院長 | 2004.07.29 16:52

明日から軽井沢合宿です。浅間山登山コース(浅間山荘から登る)、高峰高原コースとトレールランを楽しんできます。
事後報告ですが「診療日誌」を私のブログにリンクしました。これからも楽しく拝見します。

投稿: shimo | 2004.07.29 21:59

shimoさん
リンクの件は了解です。
こちらからもリンクします。

投稿: 院長 | 2004.07.31 08:46

彼の名誉のために 院長の誤解を解いておこう。彼の死因は、肺ガンでも 決してアルコールのせいでもない。あえて死因をあげるとすれば、家族との絆をつちかえなかった絶望から生まれたガン細胞という因子のせい。確かに あの頃 事業がうまく回らず 酒に溺れただろうが、家族もともに不幸の渦に巻き込まれ、お互いを支えきれなかっただろうが、彼は、アルコール依存症ではなかった。院長との音信が途絶えた後 彼は 自分が生まれ育った奈良の地に 何を残し,返していけるか まちづくセンターに身を置き より良い地域創造を構築していくために、自分は何をしていけばよいのか 考え、実行してきました。彼のビジョンは、周りの人達にも支持され 若い人達にも その意志は 夢は 積み上げられ 継承されて行く事でしょう。彼は 決して失意の内に亡くなったのではありません。
告知後 彼なりの受容と達観?の中 骨転移による痛みの緩和のための放射線治療を受け 本人の望みどうり実家に連れて帰り、在宅ホスピスを受けました。最後は、痛がらず 母親 妹と弟の家族 別れた二人の娘達の到着を待ち、みんなの声を聞きながら旅立ちました。告別式から一週間がたちましたが、まだ奈良町のどこかで会えそうな氣がします。K

投稿: M | 2004.07.31 19:10

Kさん?Mさん?
M君の最後を見届けてくれたのですね。葬儀には行けませんでした。通夜に参列した人から花に囲まれた遺影の写真を送ってもらいました。やせてトレードマークのおでこがもっと広くなっていましたが、やつに違いありませんでした。単純な死に方などありません。私がアルコールと短絡して考えてしまったのは確かに申し訳なかったなと思います。あの後も、こちらから連絡をとる機会もあったのにと、後悔しています。
M君の冥福を祈ります。

投稿: 院長 | 2004.07.31 22:49

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